榊原弘記, "家電状態を利用したホームネットワークシステムのための音声操作インタフェースの提案," 修士学位論文, 奈良先端科学技術大学院大学, 2008年.
ID 568
分類 学位論文
タグ
表題 (title) 家電状態を利用したホームネットワークシステムのための音声操作インタフェースの提案
表題 (英文)
著者名 (author) 榊原弘記
英文著者名 (author)
キー (key) Hiroki Sakakibara
学校名 (school) 奈良先端科学技術大学院大学
出版社住所 (address)
刊行月 (month) 2
出版年 (year) 2008
URL
付加情報 (note)
注釈 (annote)
内容梗概 (abstract) ホームネットワークシステム(HNS) には,多様なネット家電やセンサ機器が偏在的に接続される.したがって,従来の家電で用いられてきたリモコンに代わる,新しい操作インタフェースの登場が期待されている.本論文では特に,HNS における音声操作インタフェースの適用可能性を考察する.
従来から,様々な機器を音声によって操作するアプリケーションが提案されている.しかしながら,それらの多くは,ユーザの発話を操作コマンドに単純にマッピングする手法に基づいている.そのため,ユーザが事前に音声コマンドを覚えておく必要があり,機器の種類,数が多くなりがちなHNS において学習のコストが非常に高くなる.また,システムが正しくコマンドを認識するかどうかは,音声認識エンジンの性能や環境状態に大きく左右される.コマンドの誤認識による不具合や事故を最小限に抑えるためにも,認識精度のさらなる向上に対する取り組みが必要である.
これらの問題を改善するために,本論文ではHNS のための新しい対話型コマンドインタフェースを提案する.提案手法では,システムがユーザとの対話を通して,機器名,操作名,パラメータの順番で,ユーザが段階的にコマンドを組み立てる段階的コマンド構築機構を導入している.さらに,操作対象の家電が現状態で実行可能な操作のみをシステムが提示・解釈する,家電状態を利用したコマンド提示・解釈機構を採用している.これら2 つのキーアイデアにより,ユーザの学習コストを下げ,かつ,システムの音声誤認識を大幅に改善することができる.また,提案手法を実装し,現在運用中のHNS に組み込んで評価実験を行った.実験の結果,提案手法では従来法に比べて,コマンド誤認識によるシステムの誤動作が平均75%削減された.また,SUS(System Usability Scale) を用いたユーザビリティ評価では,提案手法が10%ほど高い数値を示し,提案システムの使用性の高さが示された.
論文電子ファイル 305.pdf (application/pdf) [一般閲覧可]
BiBTeXエントリ
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