Softwear Engineering Laboratory

Community/共同作業を促進する

    • sample150
      中才 恵太朗
      Keitaro Nakasai

      Eclipseバグ管理システムにおける寄付バッジによる応答時間の影響分析
      (An Analysis of the Impact of Donation Badges on Response Time in Eclipse Bug Tracking System)

      オープンソースソフトウェアプロジェクトを維持するため、寄付を募ることは重要です。効果的に寄付金を集めるため、これらのプロジェクトでは寄付者に対し特典を提供しています。オープンソースソフトウェアプロジェクトの一つであるEclipseはバグ管理システムBugzillaで寄付者であることを示す寄付バッジをシステムに組み込んでいます。寄付バッジをもつことはコミュニティになんらかの影響を与えると考えられますが、その影響は明らかとはなっていません。我々は寄付バッジをもたないバグレポートと比較して、寄付バッジをもつバグレポートに対する開発者の応答時間を評価するため、統計的因果推論のフレームワークを適用した分析を行っています。

       

      主な研究成果・外部発表等


      Eclipseプロジェクトの寄付とプロジェクト貢献者 

      1. Keitaro Nakasai, Hideaki Hata, Saya Onoue, and Kenichi Matsumoto, “Analysis of Donations in the Eclipse Project,” In Proc. of 8th IEEE International Workshop on Empirical Software Engineering in Practice (IWESEP 2017), pages 18-22 March 2017.
      2. 中才恵太朗, 畑秀明, 角田雅照, 松本健一, “OSSに寄付をすべきか?統計的因果推論による寄付バッジの効果分析,” ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2017 (SES2017), pages 278-279 2017年8月.
      3. 中才恵太朗, 尾上紗野, 畑秀明, 松本健一, “オープンソースソフトウェアにおける寄付の分析,” 研究報告ソフトウェア工学(SE), volume 2016-SE-194, number 5, pages 1-6 2016年11月.
    • sample150
      Shade Ruangwan

      コードレビュー担当者の割り当て支援
      (Developer Participation in Open Source Software)

      To create and deliver high quality software products, software development processes require a strong collaboration among software developers. However, a collaboration is challenging, especially for geographically distributed teams in Open Source Software (OSS) projects. We study interesting phenomenon that occur during the development processes such as when code reviewers in OSS projects do not respond to a review invitation or when developers leave the OSS projects. We quantify the impact of such phenomenon and unveil factors that are associated with them. We then provide developers practical suggestions to improve OSS development processes.

    • sample150
      尾上紗野
      Saya Onoue

      人的リソースから見るオープンソースソフトウェアの継続性分析
      (Software Population Pyramids: SPP)

      オープンソースソフトウェア(OSS)は、ソースコードが無償で公開されている、だれでも改良や再配布が可能なソフトウェアです。OSSの普及に伴い、OSSを導入する企業が増加しています。企業がOSSを導入するメリットとして、経費を大幅に削減できるという点があります。しかし一方で、ボランティアが有志で開発を行っているというOSSの性質上、バグがすぐに修正されないという問題や、開発が突然打ち切られるというリスクがあります。我々は人的リソースの観点からOSSの継続性を分析しています。オープンソースソフトウェア(OSS)プロジェクトの継続にあたり、新規貢献者を獲得し、既存貢献者を維持することが重要です。我々は、OSSプロジェクトの貢献者数と活動期間の分布を可視化する「ソフトウェア人口ピラミッド」を提案し、貢献者の獲得・維持ができているかを分析しています。

       

      主な研究成果・外部発表等

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      ソフトウェア人口ピラミッドの例

       

      1. 尾上紗野, 畑秀明, 松本健一, “GitHub上の活動履歴分析による開発者分類,” 情報処理学会論文誌, volume 56, number 2, pages 715-719, 2015年2月.
      2. Saya Onoue, Hideaki Hata, and Kenichi Matsumoto, “Software Population Pyramids: the Current and the Future of OSS Development Communities,” 8th International Symposium on Empirical Software Engineering and Measurement (ESEM 2014), number 34, 4 pages, September 2014.
      3. 尾上紗野, 畑秀明, 門田暁人, 松本健一, “人口ピラミッドによるOSSプロジェクト貢献者の流動性分析,” 第21回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ(FOSE2014), pages 63-68, 2014年12月.